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ドローンの登録記号の表示はステッカーで!登録しないと起こるリスクとは?

ドローンの屋外飛行には登録とナンバーの明記が必須!ルールが作られた理由や罰則は?

ドローンを屋外で飛行させるには、登録と登録記号の明示による証明が必要です。登録を怠ると1年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金が科せられるため、忘れずに登録を進めなくてはなりません。

ドローンの登録記号の表示をしないとどうなる?

ドローンとパソコンを使う人

屋外におけるドローンの運行にあたっては、飛行許可を取る以前に機体そのものに対する登録が必須となっています。そして登録するだけでなく、付与された登録記号をボディに表示して登録済みであることを証明することが必要です。ドローンを取り巻く環境としては非常に大きな変化であり、知らないままでは大きなトラブルに発展することもあるため注意しなくてはなりません。

登録義務付けに至った理由

まず、ルールが作られるに至った理由について理解しておきましょう。制度の目的を理解しておくことで、その重要性や必要性をより深く理解できるようになります。

・事故やトラブルの増加

機体の登録を必須とするに至った理由として根本にあるのが、事故やトラブルの増加です。ドローンは今や個人のものに留まらず、様々な企業・組織がそれぞれのビジネス・活動に活用しています。

しかし活用が進むことで、どうしても事故やトラブルも増えてしまうものです。国土交通省は毎年、無人航空機による事故やトラブルとして報告があったものを公表しています。そこで報告があった件数をカウントすると、以下のとおりになりました。

・国土交通省へ報告があった無人航空機による事故の件数

年度(西暦) 報告件数
2015年度 12件
2016年度 55件
2017年度 63件
2018年度 79件
2019年度 83件
2020年度 71件
2021年度 139件

上記を確認すると、毎年増加傾向にあることがわかります。特に2021年度では飛躍的に件数が増加しており、今後ドローンの利用がさらに活発化するにつれて事故やトラブルが増えていくことも充分に考えられる状況です。

ドローンの運行は人身事故や大きな賠償トラブルにつながる恐れもあります。機体ごとに管理できないままにしておくと、ドローン利用の発展を妨げることにもつながりかねません。

・航空法の改正

航空法の改正も、今回のルール作りが進められる大きな要因として考えられます。ドローンに関していわゆる「レベル4」飛行、つまり有人地帯での補助者なし目視外飛行が2022年12月頃に解禁される予定なのです。ドローン運用においては、協議会によって以下のように飛行のレベルが設けられています。

レベル 概要
レベル1 目視内での手動操縦
レベル2 目視内でのアプリなどを使用した自動操縦
レベル3 無人地帯(離島や山間部)での補助者なし目視外飛行
レベル4 有人地帯(都内や住宅街など)での補助者なし目視外飛行

2022年7月時点では上記の内レベル3までの許可を得られますが、この度レベル4までが解禁されることとなりました。レベル4は上記の中で最も危険を伴う飛行方法であり、安全な運用においては法整備と管理が欠かせません。こうした流れの中で、機体別の登録を義務付けることとなったのです。

無登録のまま飛行させるリスク

機体の登録を行わないまま飛行させると法律違反となり、当然ながら罰せられます。具体的には1年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金を科せられるため、注意が必要です。

ドローンの屋外飛行には登録が必要!

ドローンとスマートフォンを操作する手

ドローンは既に様々な分野における活用が進められており、今やビジネスにおいて欠かせない存在になりつつあります。しかし一方で、事故やトラブルも増加傾向にあることから、機体ごとに登録を義務付ける制度がスタートしました。

登録を必須とする制度の背景には、事故やトラブルの増加と航空法の改正があると考えられます。事故やトラブルは年々増加しており、近年では飛躍的に増えてしまっています。また、航空法の改正によって有人地帯での補助者なし目視外飛行が解禁されることとなっており、よりドローンの管理を強化するために登録制度が必要なのです。

登録した後は、ドローンのボディに登録記号を明示しなくてはなりません。マジックで書きこんでもよいのですが、デザイン性を損なわないためにはステッカーやシールの活用がおすすめです。WRAPGRADEでは、登録記号の明示に活用できるステッカーやシールも扱っています。ドローンの登録記号のステッカー・シールの購入をご検討中でしたら、お気軽にお問い合わせください。

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