水圧転写は、デザインやイラストを転写するための技術ですが、利点もある一方でデメリットも存在します。以下に、水圧転写のメリット・デメリットについて詳しく説明します。

水圧転写とは

水圧転写とは、特殊フィルムに印刷された柄・模様を平らな面にはもちろん、曲面や凹凸など複雑な形状を持つ立体にも転写可能な塗装技術です。

水にフィルムを浮かべて水圧の力で均一に転写することができます。

この技術を使ってマキタやハイコーキのインパクトドライバーのハウジングカバーのカスタムが可能です。

剥がれにくい◎

水圧転写は、デザインやイラストをフィルムに印刷し、水中に浸すことで転写する技術です。フィルム自体を貼り付けているわけではなく、インク層だけを転写しているためフィルムが端からめくれてくるということは起こりません。

ただそのままだと削れてきますので、インク層の上にトップコートをします。

技術力が必要

水圧転写は、ある程度の技術力がないと気泡が入ってしまったりシワになってしまったりと失敗してしまうこともあります。

マキタのインパクトドライバーのハウジングを水圧転写でカスタムしたいけど難しそう・・という方にはいろいろな柄が揃っているプロショップの秀久さんがオススメです。

加工できないものもある

水圧転写はマグカップなどお手軽なものからインパクトドライバーのカバー、ホイールまで様々なものに転写することができますが、当然ながら転写が難しいものもあります。

まず第一に転写するものを水に沈めるため、水に濡れても大丈夫なものである必要があります。

また、凹凸が極端なものなどは難しい傾向にあるようです。

インパクトと合わせてバッテリーもカスタム

インパクトドライバーを水圧転写でカスタムしたら、バッテリーもカスタムしてみませんか？水圧転写のように大掛かりな準備は必要ありません。

ラップグレードのバッテリーカスタムラップを使用すれば、簡単にカスタム可能です。

まとめ

水圧転写はデザインやイラストの転写に便利な技術ですが、デメリットも考慮する必要があります。使用する素材や目的に応じて、他の加工と比較検討し、最適な方法を選ぶことが重要です。